ヒビノコト

「アメノイエの住人」雨野紡が日々の暮らしを綴る日記です。
家の中での過ごし方や産地での出会いをこちらでご紹介します。

ヒビノコト

オープンデイのお知らせ

オープンデイのお知らせ

夏の熱気が少しずつ遠ざかり、朝晩の風がひんやりと心地よい季節になりました。 これまで、旅の途中で出会った器や道具たちをオンラインショップでお届けしてきましたが、ありがたいことに北は北海道から南は九州まで、そして海を越えた国々からも、アメノイエを選んでくださる方がいると知り、心から感謝しております。 ものづくりが盛んな日本には、土地ごとに根ざした文化があって、その奥深さに触れるたびに静かな感動を覚えます。

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鉄のフライパンと過ごした一年
ダイドコロ

鉄のフライパンと過ごした一年

買ってから、もう一年になる鉄のフライパン。 毎日のちょっとした炒めものから、休日のしっかり焼き物まで。台所でのあれこれにそっと寄り添ってくれたのは、新潟・三条の鍛冶職人さんが作る「野鍛冶やまご」の鉄フライパンでした。 薄くて軽やかに作られているので、鉄のフライパンにありがちなずっしり感がなく、片手でも扱いやすいのが本当に嬉しい。女性でも気軽に手に取れるのが頼もしいところです。 テフロンのフライパンも使っていましたが、どうしても加工が剥がれてしまうと買い替えが必要になります。だから、ずっと使い続けられるこの鉄のフライパンを選びました。日常で気軽に手に取れるし、手入れ次第でずっと一緒に使える。そういう安心感もあって、自然と出番も増えました。

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目止め アメノイエ

うつわを迎え入れる日

新しいうつわを手に入れた日。包みをほどいて、うつわをそっと手に取るあの瞬間に、ふわっと心が踊ります。 光の加減で釉薬がきらりと光ったり、手のひらに沿うやわらかな丸みにふれてみたり。うつわを眺めながら、何を盛ろうか、どんなふうに使おうかと想像するだけで、気持ちがふわりと浮き立ちます。 ただの道具なのに、出会ったばかりのうつわが、これからの食卓の景色を少し変えてくれそうな気がして。そんな予感が、静かに心を弾ませてくれるのです。

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一息の時間をつくる道具たち

一息の時間をつくる道具たち

私は、飲みものが好きです。白湯、紅茶、緑茶、ほうじ茶、中国茶、コーヒー、水、ビール、ワイン、日本酒…。思いつくままに並べていたら、止まらなくなってしまいました。 喉ごしのいい冷たい飲みものも、ほっと落ち着くあたたかい飲みものも、そのときの気分や時間に合わせて、自然と手が伸びています。食べることも好きだけれど、どちらかというと「飲むこと」のほうに、気持ちが向いている気がします。だからでしょうか。いつの間にか、飲みものまわりの道具にも、ちょっとしたこだわりが出てきました。

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暮らしの中で、“道具”を楽しむ
ダイドコロ ナカマイリ

暮らしの中で、“道具”を楽しむ

先日、長野県の安曇野へ旅に出かけました。山あいの空気は少しひんやりとしていて、深く息を吸うたびに、体の奥がゆるやかにほどけていくような感覚。 立ち寄った道の駅では、地元の野菜や果物にまじって、美しく並んだ乾麺のそばが目にとまりました。石臼で挽いたような香りがしそうな、素朴で誠実なパッケージ。迷うことなく手に取り、お土産に。 帰ってきた週末、そのおそばを茹でて、お昼に「とろろそば」に。すり鉢を取り出し、長芋を擦る時間も、旅の余韻のように静かで穏やか。音、香り、手の感触。ひとつひとつが心地よくて、「こういう時間こそが、生活の真ん中にあってほしいものだな」と、ふと思いました。

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夏のごはん、うつわとともに
キセツ チャノマ

夏のごはん、うつわとともに

毎日のように気温は30度を超え、外に出るだけで汗ばむような暑さが続いています。湿度も高く、体力を消耗しがちなこの季節。何を食べようか考えるのも、少しおっくうになる日もありますね。そんなときに自然と手が伸びるのが、やっぱり麺料理。 火を使う時間はなるべく短く、のど越しがよくて、するりと食べやすいもの。そうめん、冷やし中華、フォー、うどん……涼しさを求めて、つるりと心地よいごはんが食卓に並びます。そしてもうひとつ、この時季に欠かせないのが「盛るうつわ」。どんなうつわに盛るかで、料理の表情も、食卓の空気も大きく変わってくるものです。今回はそんな“夏の麺ごはん”に寄り添ってくれる、渓山窯さんのうつわをあらためてご紹介したいと思います。

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“ちょうどいい”をかたちに
チャノマ

“ちょうどいい”をかたちに

早いもので、気づけばもう7月。日差しは日に日に鋭さを増し、駅まで歩くだけで汗ばむような日が続いています。外の暑さにぐったりしながらも、エアコンのきいた部屋で冷たいお茶を飲むひとときや、夕方になって少しだけ涼しくなる空気に、ふっと癒されるこの季節。暑さに少し疲れてしまう分、家で過ごす何気ない時間のありがたさが、いつも以上に身にしみるような気がします。 そんな7月のはじめ。「marais/マレ」の器に新しく中サイズが仲間入りしました。目立ちすぎず、でも確かにそこにある、そんな静けさをまとったこのシリーズ。

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宮本工芸 アメノイエ
キセツ ナカマイリ

手しごとが紡ぐ、初夏のやさしい時間

先日、街を歩いていて、涼やかなかごバッグを手にした人に目を奪われました。その姿がなんとも素敵で、家に帰ってから「どこのかごなんだろう」と調べていたときに出会ったのが、青森・弘前の「宮本工芸」でした。 天然の蔓を使い、昔ながらの製法で編み上げられたかご。それはただのバッグではなく、使う人の暮らしに静かに寄り添う、やさしい道具のようでした。 宮本工芸の魅力は、かごバッグだけにとどまりません。リビングやキッチン、玄関まわりなど、家のあちこちでそっと役立つ小さなかごたち。お気に入りのクロスを丸めて入れたり、収納用のカゴとして使ったり、インテリアとして暮らしに取り入れる楽しさが詰まっています。

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嘉泉窯 224porcelain
キセツ チャノマ ナカマイリ

涼やかなうつわとともに、夏を迎える

梅雨が明けると同時に、夏の陽射しがいよいよ本気を出してきました。冷房に頼りきるのではなく、涼しげなうつわを通して季節の移ろいを感じたくなります。 この夏、私の食卓に新たに仲間入りしたのは、長崎と佐賀、それぞれの地で作られたうつわたち。まったく異なる表情を持ちながら、どこか共通して涼しさを感じさせてくれる不思議な存在感があります。 どちらも、佐賀県唐津市を拠点に活躍する陶芸家・岡晋吾さん監修の作品。とろりとした釉薬の質感、機能的で使いやすいフォルム、そして古陶を思わせるやわらかな風合いが、食卓にすっと馴染みます。

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余白をたのしむ、ヴィンテージとの暮らし
イマ ナカマイリ

余白をたのしむ、ヴィンテージとの暮らし

引っ越しを機に新しい家具を探していた際にお世話になった「wormholefurniture」の牛丸さん。先日、久しぶりにお伺いし、今回は部屋に飾るものや、新しく迎えたい照明についてじっくりと相談させていただきました。変わらぬ穏やかな空気と、迎え入れてくれる空間の美しさに、改めて胸が高鳴りました。たくさんのヴィンテージ品を前に、昔の人はこれを何に使っていたのだろう、これはこの時代だからこそ生まれた美しさの感覚なのだろうなと、思わず想いを馳せるような時間でした。

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花のある暮らし
ナカマイリ 神楽坂

花のある暮らし

先日、近所を散歩していたとき、ふと道端に咲く紫陽花が目に留まりました。梅雨の訪れを知らせるような、やわらかな色合いに思わず足を止めて見入ってしまいました。そのとき「お花を通して季節をお家にも迎え入れたい」と、ふと思いました。

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日々慌ただしい父へ、丁寧なコーヒー時間を贈る
オクリモノ

日々慌ただしい父へ、丁寧なコーヒー時間を贈る

6月15日は父の日。 梅雨の気配が漂いはじめるころ、ふと、父の背中を思い出します。晴れ間の恋しいこの季節にやってくる父の日は、どこか落ち着いた静けさと、感謝の気持ちがじんわりと染みわたるような、そんな特別な1日です。 毎年、何を贈ろうかと悩むけれど、今年はひとつのアイデアが浮かびました。 コーヒー好きの父に「時間を贈る」のはどうだろう? そんな思いから、お父さんの過ごし方を思い浮かべながら、いくつかのシーンを想像してみました。

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