
琺瑯の白、春の明るさを映し出す
どこか懐かしさを感じる琺瑯。先日、春の陽気に誘われてお出かけをした際、アンティークショップの古びた棚の奥にひっそりと佇む琺瑯の調理道具が目に留まりました。長い年月を経ても、その耐久性の高さが感じられ、年季の入った風合いがまるで時間を超えて優しく語りかけてくるようでした。その瞬間、手に馴染む琺瑯は使ってこそ魅力が増すのだと気づき、味わいのある風合いを育てたいとおもうように。 探しているうちに出会ったのが、株式会社フジイのオリジナルブランド「月兎印」。1950年に誕生した老舗ブランドです。