ゆらぐ季節の冬支度
秋と冬が入り混じる頃 11月に入ったものの、日中はまだ暖かく、秋はゆっくりと深まっています。近所の木々もまだ緑の葉が多く、紅葉の見頃はもう少し先になりそうです。 日差しの届く昼間は長袖シャツ一枚で心地よく過ごせますが、朝晩はぐっと冷え込むようになり、わが家も先日毛布を出しました。街を見渡すと、軽やかな装いの人もいれば、冬物のコートを着ている人も。秋と冬が入り交じる、季節の変わり目を感じています。 私はというと、厚手のアウターを羽織るにはまだ早いかと思い、インナーを温かなものに替えたり、ウールの靴下を新調したり。身近なところから少しずつ冬の支度を進めています。 寒い季節の足元の定番 朝、ベッドから起きて床に足を下ろすと、思わずつま先立ちになってしまう日が増えました。 わが家の床は全面モルタル。夏のあいだはひんやりと気持ちよかったその冷たさが、この時期になると足先からじんわり身にしみます。そんな朝、真っ先に足を通すのがあたたかい靴下です。この季節になるとよく履いているのが、「ゆりかごミドルソックス」。昨年も出番が多かった、愛着のある一足です。 毎年変わるカラーバリエーションも楽しみ。今年は、落ち着きのあるミドルグレーに加え、淡い黄色のコルクと、鮮やかな赤のカーマインが仲間入りしていました。どれもベーシックな装いに取り入れやすく、足元の差し色にもぴったり。私もさっそく新色を迎え、手持ちの服との組み合わせをあれこれ考えています。 服の下に仕込む安心感 冷たい風が吹き始めるこの時期、頼りになるのがインナーです。 昨年からよく着ているのが、me.のウールタートルネック。薄くて軽いのに首元をやさしく温めてくれて、今の時期はシャツに合わせて着るのが気に入っています。襟元や袖口から覗くひらひらとしたメローのフリルが可愛く、いつものシャツ姿が少しやわらかな雰囲気に。 もうひとつ、冷え対策に欠かせないのがkontexのはらまきパンツです。 お腹から太ももまですっぽりと包まれると、体の芯がじんわり緩むような心地よさがあります。縫い目がないため洋服の下に重ねても響きにくく、ごわつかずにすっきりと合わせられるのもありがたいところ。家でくつろぐ日はもちろん、長時間の外出時にも重宝しています。 遠くの母へ、同じぬくもりを 自分の身の回りの支度を整えていると、ふと遠くで暮らす母のことが気にかかりました。 先日久しぶりに電話で話したときも、話題になったのは最近の冷え込みのこと。母も本格的な寒さを感じているようで、「もう湯たんぽを出したのよ」と話していました。 それを聞いて、母にもあたたかく過ごせるものを贈りたいと思い、真っ先に頭に浮かんだのがわが家で何年も使っているブランケットでした。 kontexのウールブランケットは、ほどよい厚みがあり、しっかり暖かいのに重すぎません。体をすっぽりと覆える大きさも気に入っていて、肩に掛けたり、ひざに掛けたりと、家で過ごす時間によく使っています。 母に選んだのは、私とは色違いのグレー。もともとグレーが好きな母なので、迷わずこの色を選びました。 少しずつ冬支度を 日々の装いに暖かさを足したり、家で過ごす時間を心地よく整えたり。気温に合わせて身につけるものを変えながら、少しずつ冬の支度を進めています。 まだ日中は秋らしい暖かさが残る日もありますが、朝晩の冷え込みには冬の気配を感じるようになりました。季節が移り変わるこの時期ならではの装いも楽しみながら、これからやってくる冬を迎えたいと思います。


水の流れを思わせる、やわらかな曲線
暮らしの光が映し出す、ガラスの表情
ガラス作家 LAN







