カネダイ陶器×アメノイエ

寒い冬の味方、ほったらかしで素材を活かす

一年の始まりに

年が明け、早くも1月が終わろうとしています。
先日1月7日の朝食には、おろしたての行平鍋の目止めもかねて、七草粥をいただき一年の無病息災を願いました。
春の七草を刻んで炊き上げたお粥は、シンプルながらも体を優しく包み込む味わいです。
お正月のご馳走で少し疲れた胃を整え、心もリセットできるこの習慣がとても好きです。

カネダイ陶器さんの行平鍋は、お粥以外にも使用でき、特にこの季節に役立ってくれます。
まだまだ寒さが続きますが、季節の食材を楽しみながら、心も体も健やかに過ごしていきましょう。

カネダイ陶器×アメノイエ

行平鍋も、基本的には7寸土鍋と使用方法や注意事項は変わりません。
耐熱性と蓄熱性に優れているため、食材にしっかりと火が通り、遠赤外線の効果で旨味が増し、食材本来の美味しさが引き立ちます。
保温効果もあるのも嬉しいところ。直火からおろしてテーブルに置いても、あたたかい状態でお料理を愉しむことができます。
また行平鍋は小ぶりのため、作ったおかずをそのまま冷蔵庫に保管しても邪魔にならず、残り物を別の容器に移す必要もありません。

具だくさん豚汁

早速いくつかの料理を作ってみました。
まずは具だくさんの豚汁を。
行平鍋は小ぶりではありますが、高さがあるため多くの食材を入れることができます。
豚肉と野菜がたっぷり入った豚汁はたんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、こんにゃくで食物繊維も摂れるのでバランスの良い一品です。
ごま油で炒めたねぎと鼻にふわっと通るごぼうの香り、さらに豚肉の風味が相まって奥深い味わいを生み出します。

鍋焼きうどん

煮込み料理にぴったりな行平鍋は、時間がない日の夜にもぱぱっと簡単に食卓の主役になります。
手軽に作れる鍋焼きうどんは、出汁をとりお好みの具材と麺を入れて火にかけるだけ。
たまごが半熟で仕上がると、スープや具材と絡み合い調和した味わいが広がりなんとも至福のひとときです。
コンロからそのままテーブルに移すことができ、温かさを保ちながら、洗い物も少なくて済むので忙しい私には心強い味方です。

7寸土鍋で冬のおやつを

まだまだ寒い日が続くので、できるだけ身体の中から温めたいと思います。
以前ご紹介したカネダイ陶器さんの7寸土鍋を使って、定期的に食べたくなる焼き芋をおやつに作ってみました。
市販のステンレス蒸し器を使い、中火でゆっくりじっくりと加熱します。
伊賀土の特性によって、さつまいもの素材本来の自然な甘みが引き立ちます。

風邪が流行っている最近は、ますます健康に気を遣う習慣を大切にしていますが、土鍋や行平鍋でつくるお料理たちは、手軽でありながら食材本来の栄養を多く摂ることができます。
また、素材の味が引き出され美味しく出来上がるので、体も心も温めてくれるこの季節の心強い味方です。
食材だけでなく道具の恩恵にも感謝し、今は春を待ち遠しく思いながら冷え込む冬を乗り越えましょう。