
あたたかい飲みものが恋しくなる季節に。
ようやく秋らしい空気になりましたね。昼間の陽ざしはやわらかく、朝晩は少しひんやり。そんな“温度のゆらぎ”が心地よくて、歩いているだけで気分が晴れます。この季節になると、あたたかい飲みものが恋しくなります。コーヒーやカモミールティーを淹れて、湯気を眺めながらぼんやり過ごす時間。そんなひとときに欠かせないのが、オキニイリのマグカップです。
在庫取り置きの表示がロードできない
湿原を思わせるしっとり感と、ヨーロッパのアンティークな風合いを彷彿とさせる上品さのある「marais/マレ」。
まるで水たまりに空が反射して青空と雲が映し出されたかのような自然な淡さは、心を落ち着かせてくれるような風合いです。
つるっとしたテクスチャーが料理をより輝かせ、やわらかい色味が安心感を与えてくれます。
「marais」との出会いは、愛知県常滑市で作陶されている山源陶苑に訪れた時のこと。
「伝統を、更新する」をコンセプトに、時代の要請に応えてきた陶工の姿勢を継承し、現代の生活に合う常滑焼を開発・製造しています。
耐熱食器の制作をお願いしたところ、快くご承諾いただき、楕円プレートと八角プレートの2型、大皿と取皿の2サイズ、白と青の2色展開でご用意くださいました。
取り皿も大皿同様、オーブンや電子レンジで調理したものをそのまま食卓に出すことができるため、身体にも嬉しく、シェアする人にも喜んでもらえる点が魅力です。
調理、食卓、保存までの一連の流れが一つの器で完結してくれて効率が良く、最近は小皿として、一品料理をのせることが多いです。
八角形はフランス語でオクトゴナルといい、東洋の伝統文化で縁起の良い形とされ、調和や繁栄を象徴します。普段のお皿とは一味違う、モダンでユニークなテイストとして、仲間入りさせたくなりますね。
小さくても存在感のあるベーシックな白には、チーズやオリーブ、ブッラータチーズを使ったおつまみを。
使う場面を選ばず、料理の色味や存在を引き立たせてくれるため、プリンやケーキなどを盛り付けても活躍してくれます。
作り手 :山源陶苑 / 愛知県常滑市
素材:陶土
サイズ:約W215 × D150 × H13 mm
電子レンジ:〇
食器洗浄機:〇
オーブン:〇
IH:×
直火:×
土ものの自然な風合いを大切に、一品一品を手づくりしています。
そのため、釉薬のかかり具合など表情がひとつひとつ全てちがいます。
いろいろなうつわの景色をお楽しみいただければと思います。
・初めてのご使用の際には、必ず水かぬるま湯で洗ってください。
・目止めをしていただくと食品からの色が染み込みにくくなります。
・お使いになった後の汚れは早めに落とし、よく乾かしてから保管をしてください。
・重ねてしまう時は薄紙を一枚間に挟む優しさでキズがつきません。
・研磨剤・研磨剤入りの洗剤・クレンザー・金属たわし等を使用され強くこすると表面に傷がつくことがありますので、ご使用は避け、柔らかいスポンジで洗ってください。
1件につき390円(税込)でラッピングを承っております。
各商品ページのカートボタンの下にある「ラッピングを希望しますか?」チェック欄からご指定ください。
複数のおしなものをお選びいただいた場合で、それぞれ個別にお包みをご希望の際は、必要な数のラッピングを一緒にご購入ください。
おまとめでの包装をご希望の際は、カート内の備考欄にその旨をご記入いただければ対応いたします。
原則としてご注文受付後、7日以内に発送いたします。
おしなもの発送時に当店よりメールにてご連絡いたします。
※一決済につき一梱包での発送となります。
システム上、ご注文後の発送のおまとめは対応いたしかねます旨ご了承ください。
ご配送日時のご希望がございます場合は、カート画面のメモ欄にその旨ご記載くださいますようお願いいたします。
marais/マレ 楕円プレート取皿 白 赤土
ようやく秋らしい空気になりましたね。昼間の陽ざしはやわらかく、朝晩は少しひんやり。そんな“温度のゆらぎ”が心地よくて、歩いているだけで気分が晴れます。この季節になると、あたたかい飲みものが恋しくなります。コーヒーやカモミールティーを淹れて、湯気を眺めながらぼんやり過ごす時間。そんなひとときに欠かせないのが、オキニイリのマグカップです。
雨にぬれたアジサイ、しっとりと光る石畳、そして水盤に広がる静かな波紋──引っ越してきたあの日、神楽坂で出会ったその風景は、今も胸の奥に鮮やかに息づいています。その記憶が、いま紙の上でやさしい線となり、オクリモノを包むかたちへと姿を変えています。
はじめて手にした「かいらぎ」のうつわに、心を奪われたあの日。釉薬のちぢれが生む景色は、光や角度によってゆらぎ、ひとつとして同じ姿はありません。その印象は時を経ても消えることなく、暮らしの中で折にふれてよみがえります。もう一度その景色に会いたくて、兵山窯を訪ね、アメノイエのためにお茶碗とどんぶりを作っていただきました。かいらぎと錆巻き、ふたつの表情が、これからの食卓を静かに彩ってくれることでしょう。