
あたたかい飲みものが恋しくなる季節に。
ようやく秋らしい空気になりましたね。昼間の陽ざしはやわらかく、朝晩は少しひんやり。そんな“温度のゆらぎ”が心地よくて、歩いているだけで気分が晴れます。この季節になると、あたたかい飲みものが恋しくなります。コーヒーやカモミールティーを淹れて、湯気を眺めながらぼんやり過ごす時間。そんなひとときに欠かせないのが、オキニイリのマグカップです。
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こちらは、岐阜・多治見の工房で一つひとつろくろで丁寧に形づくられた「3RD CERAMICS」のフラワーベースです。
ナチュラルな色味と、素焼きのようにさらりとした質感が洗練された印象に。
どんな花を挿しても、あたたかく包み込んでくれるようなおおらかさと上品さがあり、一目惚れでした。
シンプルでスタイリッシュなフォルムながら、どこかやさしい雰囲気を纏っているのは、手仕事ならではの「ゆらぎ」があるからかもしれません。
うっすらと浮かぶマーブル模様が、光の加減でしっとりと変化します。
サイズはS・M・Lの3種類。
お花がなくても、まるでオブジェのように空間に馴染む美しさがありますね。
もう一つの魅力は、花瓶の口がやや狭いため、数輪だけでも花がばらつかず、簡単にスタイリングが決まること。
「花を生けるのって、なんだか難しそう」と感じることが多かったのですが、この花器なら、不思議と気負わずに花と向き合えるような安心感があります。
丈のある切り花、たとえばスカビオサ、ニゲラ、シャクヤクなどには、Mサイズの花器がちょうど良さそうです。
茎に動きのある花も軽やかに受け止めて、その表情をやさしく引き立ててくれます。
また、花器の口がすぼまっていることで、数輪のお花を挿すだけでもふんわりと上に広がるようなやさしいまとまりが生まれます。
スリムなフォルムなので、場所を選ばずどこにでも飾れるのも嬉しいポイント。
キッチンに置けば、料理中や食器洗いの合間にふと目に入るお花が、気持ちをそっと和ませてくれそうです。
清潔感のある空間に一輪の花があるだけで、なんだか全体の雰囲気が整ったように感じられます。
何かと慌ただしいキッチンだからこそ、こうした小さな彩りがあると嬉しいですね。
花のある暮らしは、ただ美しいだけでなく、季節の訪れを静かに知らせてくれる節目のようなものでもあると感じます。
そんな時に3RD CERAMICSの花器は、シンプルな佇まいの中に、花を生けることで完成する「余白」があるのも魅力。
一年を通してさまざまな草花を受け入れてくれる包容力があり、簡単に季節を取り入れる手助けをしてくれますね。
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作り手 :3RD CERAMICS / 岐阜県多治見市
素材:陶土
サイズ:約 φ95×H250 mm / 口径 約25mm
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【お品物について】
・手作りの品につき、サイズや形状、色味などは個体差があり、写真と異なる場合がございます。
・製品の特性上、気泡や黒点が見られる場合がございます。あらかじめご了承ください。
作り手 :3RD CERAMICS / 岐阜県多治見市
素材:陶土
サイズ:約 φ95×H250 mm / 口径 約25mm
【お品物について】
・手作りの品につき、サイズや形状、色味などは個体差があり、写真と異なる場合がございます。
・製品の特性上、気泡や黒点が見られる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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3RD CERAMICSフラワーベース M
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はじめて手にした「かいらぎ」のうつわに、心を奪われたあの日。釉薬のちぢれが生む景色は、光や角度によってゆらぎ、ひとつとして同じ姿はありません。その印象は時を経ても消えることなく、暮らしの中で折にふれてよみがえります。もう一度その景色に会いたくて、兵山窯を訪ね、アメノイエのためにお茶碗とどんぶりを作っていただきました。かいらぎと錆巻き、ふたつの表情が、これからの食卓を静かに彩ってくれることでしょう。