「冨本大輔×ヤマセ製陶所」すり鉢
道具としての確かな機能を備えながら、うつわとしての美しさも併せ持つ、丁寧につくられたすり鉢。
料理を支えるだけでなく、食卓の風景までも美しく整えてくれる一品です。
本物の素材を使いたい、手をかけることを大切にしたい。
そんな想いを持つ方に寄り添う、新しいかたちの道具でもあります。
こちらのすり鉢は、陶芸家・冨本大輔さんと、すり鉢専門の窯元・ヤマセ製陶所による共同制作。
機能性と佇まいの美しさを両立させた、こだわりの逸品です。

色は黒とブルーグレーの2色展開。
黒は、ざらりとしたマットな質感が魅力で、落ち着いた存在感を食卓に添えてくれます。
一方、ブルーグレーは光をやわらかく受ける艶やかな表情が特徴。
凛とした気品とやさしさが共存する色味です。
どちらも料理の景色に静かに寄り添いながら、確かな個性を放ちます。
ざらりとした陶肌、内側に丁寧に刻まれた櫛目(くしめ)は、ごまや香味野菜、やわらかい根菜など、さまざまな素材をしっかり受け止め、なめらかにすりおろしてくれます。
そして何より嬉しいのは、すりおろしたまま、そのままうつわとして使えること。
小鉢のように盛りつけるだけで、ひと皿として美しく仕上がります。
日々の食卓を少しだけ丁寧に整えたいとき。
このすり鉢が、手間を豊かさに変えてくれる、心強い相棒になってくれます。