使い始めて2年。
すっかり油がなじみ、わが家の台所でますます活躍している「野鍛治やまごのちょっと深めのフライパン」。
卵を落とすと、ジュッと音が響き、ふちはカリッと香ばしく、黄身はほどよい半熟に。
こんな目玉焼きがあるだけで、いつもの朝ごはんもなんだかごちそうに思えてきます。
毎日の料理から、少し特別な日の一品まで。
日々の台所に、長く寄り添ってくれるフライパンです。
使い始めて2年。
すっかり油がなじみ、わが家の台所でますます活躍している「野鍛治やまごのちょっと深めのフライパン」。
卵を落とすと、ジュッと音が響き、ふちはカリッと香ばしく、黄身はほどよい半熟に。
こんな目玉焼きがあるだけで、いつもの朝ごはんもなんだかごちそうに思えてきます。
毎日の料理から、少し特別な日の一品まで。
日々の台所に、長く寄り添ってくれるフライパンです。
視線が留まる場所 部屋を見渡すと、机の上や棚の一角など、ふと目が留まる場所があります。そこに置いているのは、石や木、土、ガラスなど、素材もかたちもさまざまな小物たち。 一目惚れして迎えたものもあれば、どんな土地で生まれ、どんな人の手でつくられてきたのか、その背景を知るうちに惹かれていったものもあります。 暮らしの道具として役立つのはもちろん、ただそこにあるだけで、目にするたびに楽しませてくれる。それも、インテリア小物の魅力です。 異なる素材や年代のものを組み合わせると、それぞれの個性が引き立ち、部屋の雰囲気も少しずつ変わっていきます。 今回は、そんなわが家のお気に入りについて綴りたいと思います。 庵治石の傘立て 玄関に置いているのは、香川県の庵治町・牟礼町で採れる庵治石を使った、AJI PROJECTの傘立てです。 上面に丸い穴が4つ彫られた、無駄のないシンプルな形。滑らかに磨き上げられた表面には、細かな斑点や結晶が浮かび、天然石ならではの深みのある表情を見せてくれます。 出がけに傘を抜き取るときも、帰ってきて差し込むときも、一切揺らがないどっしりとした重量感。傘がすっと立っている姿も凛としていて、出入りのたびにこの石の塊が視界に入るだけで、玄関の空気が心地よく引き締まります。 庵治石のブックエンド 同じ庵治石の道具が、リビングの本棚にもうひとつ。よく手に取る文庫本を支えてくれているブックエンドです。 磨かれた傘立ての表面とは対照的に、こちらは山から切り出した岩肌をそのまま割ったような、ゴツゴツとした表情。同じ素材でも、仕上げによってまったく異なる風合いを見せてくれるのが面白いところです。 きれいに揃った背表紙の横に、石がごろんと鎮座している姿はどこかユーモラス。こちらも重量感があるため、何冊も挟んでもぐらつくことなく、頼もしく支えてくれます。 直線的な本が並ぶ空間に、鉱物の荒々しい質感が加わることで、棚の景色に心地よい重力が生まれます。 トラバーチンのスタンドライト 同じ石でも、こちらは遠くフランスからやってきた古いもの。作業机の横にあるチェストの上に置いているスタンドライトです。 1960年代のフランスで作られたヴィンテージで、ベースには古代ローマの建築にも使われてきたトラバーチンという石材が使われています。石特有のひんやりとした硬さがありながら、淡いベージュの色味や、表面にぽつぽつと空いた小さな穴、不規則な縞模様が、どこか柔らかな気配を漂わせています。 明かりを点けていない昼間も、部屋の隅で静かに佇んでいる姿がいい。角張った家具や本が並ぶなかで、このやさしい石の丸みが空間に抜け感を生み出してくれます。 ガラスのお香立て 隣の棚に目を移すと、その片隅に置いているのが、LANさんのガラスのお香立てです。 石の重みから一転して、ふっと視線が抜けるような透明感。平らな丸いガラス皿の真ん中に、小さなガラス玉がちょこんと乗っています。 水たまりをそのまま掬い取ったような、柔らかなゆらぎのある形。昼間の光をたっぷり受けると、内側に閉じ込められた細かな気泡が光を屈折させ、まるでガラスそのものが光を抱え込んでいるかのように、みずみずしく輝きます。 お香に焚く時間だけでなく、ただそこに置いてある姿もまた素敵で、張り詰めた空気を自然と緩めてくれる存在です。 ...
食器棚を眺めて わが家の食器棚には、これまで職人さんたちと一緒に形にしてきたうつわたちが、すっかり毎日の定番として並んでいます。 日々のなかで「こんなものがあったらいいな」と感じたことをきっかけに、日本各地の窯元や作り手を訪ね、色やかたちを試行錯誤しながら作ってきたうつわたちです。陶器や半磁器、漆器など、自分たちの暮らしの変化に合わせて少しずつ作り足してきました。 料理をよそうたびに、自然とわが家の食卓へ馴染んでいく心地よさ。今ではどれも、毎日の食卓に欠かせない存在になりました。 ひとつお気に入りが増えるたびに、食卓の景色もやわらかく広がっていくような気がします。 揃えて使う心地よさ 気に入ったうつわは、ペアで揃えたり、いくつかまとめて迎えることが多いです。 同じうつわをふたつ並べたり、色違いで合わせたり。かたちが揃っているだけで、食卓がすっと整う心地よさがあります。 いつものふたりごはんにも、気心知れた友人を迎える日にも。いくつか揃えておくと気負わず使えて、気づけばいちばん出番の多いうつわになっています。 組み合わせる楽しみ 素材やかたちの異なるうつわを組み合わせるのも楽しみのひとつです。 素朴な陶器に白い半磁器を合わせたり、落ち着いた色に鮮やかな色を添えたり。組み合わせ次第で、食卓の雰囲気も変わります。 料理に合わせてうつわを選ぶ日もあれば、使いたいうつわから献立を考える日も。いつものうつわも、合わせ方を変えると新鮮に感じられます。 うつわの選び方や組み合わせ方ひとつで、食卓の楽しみが広がる。そんな小さな変化が、毎日の暮らしを豊かにしてくれるのかもしれません。 Vol.100を迎えて そんな食卓の風景や、家での何気ないひとコマ、旅先で出会ったもの、ものづくりの現場で感じたことなど。日々のあれこれを書き留めてきたこの日記も、今回で100ページ目を迎えました。 日記に書き留めるなかで、何気ない日常にある小さな喜びに、私自身があらためて気づかされることが何度もありました。 言葉にすることで、見慣れた毎日が少し違って見えてくる。そんな日々の愛おしさを知ることができたのも、100ページを重ねてきたからこそだと感じています。 これからも、日々のなかで心に留まった景色を、飾らない言葉で綴っていけたらと思います。 ヒビノコトVol.100記念キャンペーンのお知らせ ・期間:11月1日(日)〜...
二ヶ月ぶりに蓋をあけて 街のあちらこちらで金木犀の香りが漂う、心地よい季節になりました。 戸棚の奥で静かに寝かせていた自家製味噌も、あれから二ヶ月。そろそろ、どんな味わいに育っているか確かめてみる頃合いです。 今年の一月、大寒の日に手間をかけて仕込んだ味噌。半年ほど待って八月にようやく蓋を開けたときは、一面に広がったカビに思わず息を呑んだものの、恐る恐る味見をしてみると驚くほどおいしい。あっさりとした味わいで、そのまま野菜につけて食べるのがお気に入りでした。 あのまま食べ切ってもよかったのですが、もう少し寝かせたらどうなるのか気になり、半分だけさらに二ヶ月熟成させることに。友人から教わった「わさびを乗せるカビ予防」も試しつつ、そっと戸棚の奥へ戻しました。 そして先週、いよいよ蓋を開けてみると、心配していた表面のカビは見当たらず、ほっと一安心。ふわっと立ち上る芳醇な香りと、以前より濃くなった色合いに、しっかりと発酵が進んでいることが伝わってきます。 飴色から、深い焦茶色へ 右が八月に開けたときのもの、左が今回のものです。 こうして並べてみると、焦茶色に深まった色合いはもちろん、粒感の違いもよく分かります。八月のものはまだホロホロとした質感が残っていましたが、寝かせた味噌は大豆の粒が全体にしっとりと馴染み、見た目にもなめらかさが増していました。 少し味見をしてみると、その違いは歴然です。 以前感じた尖った塩気が落ち着き、ほんのりマイルドな口当たりに。塩味や大豆の旨み、麹の甘みがきれいにひとつにまとまり、心地よい余韻が残ります。 たった二ヶ月、戸棚で寝かせていただけなのに。 目に見えない発酵の力が、ここまで味を育ててくれる。手づくりならではの面白さに、すっかり引き込まれてしまいました。 せいろで蒸す、秋の味覚 味噌を開封した日のごはんは、やっぱり味噌料理に決まりです。 せっかくなら、秋を感じる旬の食材と一緒に。そう思い、コクが増したこのお味噌を使って「秋鮭ときのこのちゃんちゃん焼き風」を作ることにしました。 まずはせいろ全体を水でしっかりと濡らします。 焦げ付きを防ぎ、蒸気をきれいに回すための大切な下準備です。 クッキングシートを敷き、手でほぐしたきのこをたっぷりと。その上に秋鮭を並べます。 自家製味噌にみりんと酒、すりおろした生姜を合わせた特製の味噌だれを、全体に回しかけて。最後にバターをひとかけら乗せたら、準備は完了です。 お湯が沸いた鍋にせいろをのせると、やがて柔らかな白い湯気が立ち上ってきました。ひのきの清々しい香りと一緒に、味噌とバターのコクのある匂いが、湯気にのって台所いっぱいに広がっていきます。 湯気とともに味わう秋 蒸し上がったら火を止め、そっと蓋を開けます。仕上げに刻んだ大葉と白いりごまを散らし、せいろのまま食卓へ。炊きたての雑穀ごはんと一緒に、いただきます。 今回はすり鉢を使った「粗潰し味噌」に初めて挑戦してみましたが、時間とともにゆっくりと表情を変えていく味噌を育てる日々は、とても楽しく贅沢な時間でした。 残りの味噌は、寒くなるこれからの季節、豚汁や鍋料理で大切に味わっていきたいと思います。 そして「来年はどんな味噌を仕込んでみようか」と、少し気が早いけれど、今から次の冬の仕込みが楽しみでなりません。...
配送希望
土日祝を除き、ご注文日(12時まで)から3日後以降をご指定いただけます。「指定なし」の場合は最短で発送いたします。大型家具はお届け日時のご指定を承ることができません。日時指定は「ゆうパック」限定です。配送方法は次画面で選択いただけます。お届けについてくわしくはこちら。

