心待ちにしていた「木工ヤマニ」さんのミルが届きました。
箱を開けると、ふわっと広がる木の香りが漂い、幸せな気持ちに包まれます。
昨年とはまた異なる顔ぶれで、どの子も個性的でかわいいです。
そんなヤマニさんのミルたちを、今月31日(土)のオープンデイでお披露目いたします。
ひとつひとつ違う木目や手触り。
ぜひお手に取って、お気に入りの子を見つけにいらしてくださいね。
また、遠方の方にもご覧いただけるよう、同日18時よりオンラインにも並びます。
ぜひ覗いてみてください。
心待ちにしていた「木工ヤマニ」さんのミルが届きました。
箱を開けると、ふわっと広がる木の香りが漂い、幸せな気持ちに包まれます。
昨年とはまた異なる顔ぶれで、どの子も個性的でかわいいです。
そんなヤマニさんのミルたちを、今月31日(土)のオープンデイでお披露目いたします。
ひとつひとつ違う木目や手触り。
ぜひお手に取って、お気に入りの子を見つけにいらしてくださいね。
また、遠方の方にもご覧いただけるよう、同日18時よりオンラインにも並びます。
ぜひ覗いてみてください。
うつわと刻む、あらたな時間 とても大切にしているうつわでも、ふとした拍子に割れてしまうことがあります。 私も以前、お気に入りのうつわをうっかり落として割ってしまったのですが、それでもどうしても手放す気になれず、「いつか金継ぎして直そう」とそのまま戸棚にしまい込んで、ずいぶんと時間が経っていました。 金継ぎにはずっと興味があったものの、漆の扱い方や道具を揃えるハードルが高く、なかなか一歩を踏み出せずにいたのです。そんなときに出会ったのが、福井県にある辻田漆店の金継ぎセット「辻田の金継ぎ」でした。 聞けば、辻田さんご自身がかつて市販のキットでうまくできなかった経験をもとに、監修を務める金継ぎ職人の八木茂樹さんとともに「動画がそのまま仕様書になるように」と作られたものだそうです。自分で用意するのは小麦粉やサラダ油など家にあるものでできるという手軽さにも惹かれ、「これなら私にもできるかもしれない」と、眠っていたうつわを直してみることにしました。 職人の気配りが詰まった道具たち 箱を開けると、金継ぎに必要な道具がすっきりと収まっていました。 辻田さんにお話を伺うなかで、このセットには、初めて金継ぎをする人でも作業しやすいよう、いくつもの工夫があると教えていただきました。 たとえば、作業台には手入れのしやすいガラス板を使っていること。そして、初心者が失敗しやすい「厚塗り」を防ぐために、塗った厚みを確認しやすい白漆を使っていることも、そのひとつです。 早速、道具を机に並べ、まずは作業の流れをイメージするために動画を開いてみます。 冒頭で金継ぎの魅力をやさしく語る八木さんの言葉に触れ、一気にその温かな世界観へ引き込まれていきました。 DAY 1|まずは、割れたうつわをつなぐ 今回金継ぎするのは、割れてしまったうつわたち。そして、縁が欠けてしまったマグカップやボウルも試してみることにしました。 まずは、付属のダイヤモンドペーパーで面取りしていきます。断面を合わせたときに、1ミリほどの溝ができるように少しずつ削っていきました。この溝にあとから漆が入り込むことで、しっかりとうつわをつないでくれるのだそうです。 次は、割れたうつわをつなぐための「麦漆」づくりです。ガラス板の上で小麦粉と水を練り、少しずつ生漆を加えながらヘラでさらに練り合わせていきます。動画と見比べながら、「これくらいの粘り気で合っているかな」と慎重に硬さを確認し、持ち上げても切れない状態に仕上げていきました。 できあがった麦漆を断面に塗り、いよいよ破片を合わせます。これが思っていた以上に難しく、少しずつ位置をずらしながら、段差や凹凸ができないように調整していきます。苦戦しながらも、久々にあのうつわたちが元の形を取り戻した瞬間は、なんとも言えない嬉しい気持ちになりました。 ずれないようテープで固定したら、「漆風呂」と呼ばれる湿度を保った箱へ。ここで1週間かけて、麦漆をゆっくり乾かします。 DAY 2|麦漆を削り、錆漆で埋める 1週間後。麦漆はしっかり固まり、割れていた部分も無事につながっていました。 接着時にはみ出した麦漆はカッターで削り落としていきます。 うつわの表面を傷つけないよう、刃を寝かせて慎重に。 ...
好きな道具と料理の時間 「料理が好きになったのは、いつからだろう」 ふとそんなことを考えてみると、最初に思い浮かぶのは、料理そのものよりも台所に並んでいる道具たちでした。 もともとうつわが好きで、気になる作り手がいれば産地を訪ねたり、旅先で出会ったものを少しずつ暮らしに迎えたり。そうして各地を訪ね、ものづくりに触れるうちに、うつわだけでなく永く使いたいと思える道具にも少しずつ惹かれるようになりました。 気に入った道具をひとつ、またひとつと使うようになると、料理をする時間も少しずつ変わっていきました。 食材を切る。焼く。蒸す。煮る。 それまで料理を完成させるための工程だったことが、いつの間にか、そのひとつひとつを楽しむ時間になっていたのです。 振り返ってみると、料理が好きだったから道具を選んだというより、好きな道具に出会ったことで、料理をすることも好きになっていったのかもしれません。 今回は、そんなわが家の台所で日々使っている、お気に入りの道具たちをご紹介します。 癶 -HATSU- 三徳 ウォルナット 八角 包丁は、sharpening fourを愛用しています。 この三徳包丁は、とにかく切れ味がよいのです。熟したトマトも形を崩さずきれいにスライスできて、食材に刃がすっと入っていく感覚が気持ちいい。両刃で扱いやすく、ウォルナットの柄も手に馴染むので、日々の料理で使いやすい包丁です。 この包丁を使うようになってからは、すっかりこの切れ味の虜で、いろいろなものを刻みたくなるほどです。野菜を切ったときのシャキッとした食感やみずみずしさも心地よく、切る道具ひとつでこんなにも違うのかと感じています。 woodpecker いちょうの木のまな板 そんな切れ味抜群の包丁と一緒に使っているのが、woodpeckerのいちょうのまな板です。 いちょうの木は柔らかく弾力があるので、包丁の刃を傷めにくいのが特徴。刃がまな板に当たる「トントン」という音もやわらかく、包丁を使っているときの感触がとても気持ちいいのです。 水はけがよく、乾きが早いのも魅力のひとつ。使ったあとにさっと洗って乾かせるので、毎日の料理でも気兼ねなく使えます。 使い勝手はもちろん、形の可愛らしさもお気に入りのひとつ。家に遊びに来てくれる友人から「このまな板、形が可愛いね」と褒めてもらうこともあります。道具としての使いやすさだけでなく、キッチンに置いておきたくなるような佇まいも、このまな板の好きなところです。 野鍛冶やまご ちょっと深めのフライパン フライパンは永く使えるものをと、いろいろ探していました。最初から鉄のものを選んでいたわけではなく、テフロンのフライパンなども使ってみて、辿り着いたのが野鍛冶やまごの「ちょっと深めのフライパン」です。...
いつもの鍋ではじめてのケーキ 先日、ふとキャロットケーキが食べたくなりました。 スパイスの効いたケーキに、クリームチーズのフロスティングをたっぷりのせて。紅茶と一緒にゆっくり味わう時間を思い浮かべているうちに、だんだんと自分で作ってみたくなりました。 ただ、わが家にはオーブンがありません。家にある道具でどうにか作れないものかと考えて、思い出したのが、日々の台所ですっかり定番となっているHAL無水鍋です。わが家で愛用しているのは、4合までのお米が炊ける20cmのサイズ。ご飯を炊くのはもちろん、煮込み料理や炒め物、蒸し料理など、毎日のように使っています。 「天火」としても使えると聞いたことはありましたが、これまで試したことはなく、今回初めてケーキを焼いてみることにしました。 香りに包まれる、生地づくりの時間 さっそく、生地作りから始めます。 ボウルに卵ときび砂糖を入れてよく混ぜ、米油を少しずつ加えていきます。そこへ薄力粉やアーモンドプードル、スパイス類を加えて、さらに混ぜ合わせます。 参考にしたレシピはスパイス控えめでしたが、今回は自分好みにたっぷりと。ナツメグの代わりにカルダモンを加え、シナモンと合わせて、香りをしっかり効かせました。 粉っぽさが少し残る程度に混ぜたら、フードプロセッサーで細かく刻んだにんじんをたっぷりと入れます。全体をさっくりと混ぜ合わせれば、あっという間に生地のできあがりです。 鍋の大きさに合わせて切ったクッキングシートを敷き、生地を流し込んで表面を平らに整えます。 あとは無水鍋におまかせです。 「天火」でじっくりと 生地を流し込んだら蓋をして、ごく弱火にかけます。加熱時間は20分にしてみることに。 20分ほど経ち、そっと蓋を開けてみると、そこにはふっくらと膨らんだキャロットケーキが。オーブンで焼いたケーキとは少し違い、表面はどこか蒸しパンのようなしっとりとした仕上がりです。心配していた厚みは、5cmほどまでしっかりと膨らんでいました。 「本当に鍋でケーキが焼けた!」 蓋を開けた瞬間に見えたその姿に、思わずうれしくなります。 ただ、鍋から取り出してみると、底の方には少し焦げ目が。25分加熱するレシピを参考に20分にしてみたものの、それでも少し長かったようです。次に作るときは18分ほどにして、あとは余熱で火を通してもよさそうです。 レモン香るフロスティングでおめかし 焼き上がったケーキは、鍋から取り出して網の上でしっかりと冷まします。 そのあいだに、上にのせるクリームチーズフロスティングを作ることにしました。クリームチーズに柔らかくした無塩バターと粉糖を合わせ、仕上げにフレッシュなレモン汁を少し。クリームチーズのまろやかさに、レモンの爽やかな酸味が加わることで、スパイスの香りがより引き立ちます。 ケーキが完全に冷めたら、フロスティングをたっぷりと塗り広げて、仕上げにローストしたくるみをのせれば、キャロットケーキの完成です。 いつもの道具で、いつもと少し違う時間を さっそく切り分けて、温かい紅茶と一緒にいただきました。 しっとりとした生地にスパイスの香りが広がり、クリームチーズのまろやかさとレモンの爽やかさがよく合います。くるみの香ばしさも加わって、思っていた以上に好みの味に仕上がりました。...
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