育つ時間に、そっと寄り添う贈り物。

育つ時間に、そっと寄り添う贈り物。

小さなお友だちとの再会

お湯を沸かす音を聞きながら、何度も時計を何度も確認してしまう、そんなある日の昼下がり。
2歳になったばかりの小さなお友だち「りっくん」が、わが家に遊びに来てくれました。

最後に会ったのは、半年前だったでしょうか。
大人にとっての半年はあっという間でも、小さな子どもにとっては、きっと世界がひっくり返るほど長い時間。
「覚えていてくれるかな」
「泣かれちゃったらどうしよう」
そんな小さな不安を抱えながら待っていると、インターホンが鳴りました。

ドアを開けると、そこに立っていたのは、見違えるほど凛々しくなった「お兄ちゃん」の姿。 以前はおぼつかなかった足取りも、しっかりと自分の足で地面を踏みしめて歩いています。
少し見ない間に、こんなにも大きくなって。
その成長ぶりに、再会の喜びと同時にじんと胸が熱くなりました。

 

2歳のお誕生日おめでとう

初めてのわが家に少し緊張ぎみだったりっくん。 友人のそばをぴたりと離れませんでしたが、お菓子を食べたりお茶を飲んだりするうちに、ようやくこの場の空気に慣れてくれた様子。 その頃合いを見計らって、用意していたお誕生日プレゼントを渡しました。

小さな子への贈りものとなると、いつものプレゼント選びよりも難しく、苦戦しました。 真っ先に浮かぶのはおもちゃですが、自我がしっかりしてきた男の子となると、今の好みを正確に把握するのは至難の業。
それなら、毎日気兼ねなく使ってもらえるものを。
そう思って手に取ったのが、tiny mame (タイニーマメ) のベストとバスタオルのセットでした。

2歳という時期は、きっとよく動き回りますよね。 お風呂上がりだって、じっとしてはいられないし、布団に入っても、きっと寝相も豪快なはず。
だから、大切なお腹を冷やさないように。湯冷めをしてしまわないように。
おもちゃのような華やかさはないけれど、りっくんの毎日にそっと寄り添ってほしい。 そんな想いを込めて選びました。

 

5歳まで着れるベスト

早速包みを開けてみると、彼は興味津々といった様子で熱い視線を送っています。

「ちょっと、着てみる?」 ベストを取り出して声をかけると、嫌がることもなく、自ら小さな腕を袖に通してくれました。

うん、サイズ感もばっちり。 今はまだ膝下くらいの丈があるので、これなら元気いっぱいに動き回っても、大切なお腹をしっかりと守ってくれそうです。

 

こちらは「play」というシリーズです。

みかんの木がモチーフになっていて、小さな実のようなぽこぽことした凹凸がとても愛らしいのです。指先で触れると、ほのかにリズムを感じるような楽しい質感。

「The world is your playground. Let’s have fun.(世界はきみの遊び場だ。楽しもう。)」

そんなコンセプトが込められたこのデザインは、まさに好奇心の塊である今の彼にぴったりだと思いました。

 

どうやら着心地を気に入ってくれたのか、彼はベストを着たまま遊び始めました。 「これ!」とお気に入りの絵本を持ってきて、私の膝のそばへ。 読み聞かせをしていると、大好きなシーンは一緒に声を出して読んでくれます。

 

フード付きバスタオル

「せっかくだから、こっちも羽織ってみる?」
絵本を読み終えたタイミングで、今度はバスタオルの方を彼の頭からすっぽりと被せてみました。

一瞬驚いた表情を浮かべていましたが、大きな三角フードをこっぽりと被ったその姿は、まるで「こびと」のよう。 とっても可愛くて、友人と思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。

 

バスタオルは、「swim」というテキスタイルを選びました。
swim は、瀬戸内の海をモチーフにしたデザインだそうで、今治で生まれた tiny mameらしい柄です。

「Happiness comes in waves to find you.(幸せは波みたいにきみのところに押し寄せるよ。)」

このコンセプトも素敵です。
寄せては返す波のように、りっくんの毎日にも、幸せがたくさん押し寄せてほしい。
そんな願いを重ねて、この柄を選びました。

 

また会える日まで

そのまましばらく、バスタオルをかぶっていたりっくん。 ふと顔を覗き込むと、なんだか目がとろんとしています。

どうやらお昼寝の時間が近づいてきたみたい。 タオルのやわらかさが眠気を誘ったのかもしれません。 名残惜しいけれど、今日はこれでバイバイです。

「またね」と手を振る姿を見送ったあとの部屋は、静かで、でも温かい。
3歳のお誕生日は、何を贈ろうか。
気が早いけれど、そんなことを考えながらまた会える日を楽しみにしたいと思います。